フランス文学と詩の世界
Poesie Francaise traduite vers le Japonais
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 ポール・ヴェルレーヌ:詩の翻訳と解説



ポール・ヴェルレーヌ Paul Verlaine (1844-1896) は、19世紀後半のフランスを代表する詩人である。この時代のフランスには、ボードレールという巨大な塔を囲むようにして、多くの詩人が綺羅星のように現れたが、ヴェルレーヌはひときわ明るい光を放っている。日本人にもなじみが深い。

ヴェルレーヌの詩の特徴は音楽性にある。フランス語の特性を最大限に生かし、脈打つリズムのうちからメロディが響いてくるような錯覚さえ抱かせる。そのためドビュッシーの「月の光」をはじめ、音楽作品にもインスピレーションを与えた。


ヴェルレーヌは詩人としては優れていたが、一人の人間としてはできそこないというべき生涯を送った。それは少年時代から見られた甘ったれた性格と同性愛の性向に起因すると思われる。アルチュール・ランボーとの共同生活はあまりにも有名だ。

このサイトでは、管理人(壺齋散人)の日本語訳によるヴェルレーヌの詩を中心に、ゆかりの写真や絵画を紹介する。また詩のそれぞれに、フランス語の原文を付した。


ヴェルレーヌ:サチュルニアン詩集

よく見る夢(ヴェルレーヌ:サチュルニアン詩集)

秋の歌(ヴェルレーヌ:サチュルニアン詩集)

女と猫(ヴェルレーヌ:サチュルニアン詩集)

バルコニーにて(ヴェルレーヌ:女の友達

月の光 (ヴェルレーヌ:艶なる宴)

センチメンタルな対話(ヴェルレーヌ:艶なる宴)

真白き月(ヴェルレーヌ:よき歌)

ヴェルレーヌ:言葉なき恋歌

涙あふるる我が心(ヴェルレーヌ:言葉なき恋歌)

わたしの心は悲しかった(ヴェルレーヌ:言葉なき恋歌)

ヴェルレーヌ:叡智

何故かは知らねど(ヴェルレーヌ:叡智)

詩の作法(ヴェルレーヌ:昔と近頃)


ポール・ヴェルレーヌ:生涯と作品




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