フランス文学と詩の世界 |
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Poesie Francaise traduite vers le Japonais | |
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はがき Carte postale :アポリネール |
テントの中で君にはがきをしたためている 外では夏の日が暮れゆき 青みがかった空には まばゆいばかりの花模様がみえる それは耳を劈く砲弾が 束の間に描く模様なのだ アポリネールの詩集「カリグラム」には、戦場での日々を歌ったものがいくつか収められている。この詩はテントの中で恋人にあてて書いたはがきの文章だ。 詩の中では砲弾が花火のように鮮やかに描かれている。実際のアポリネールも、こうした砲弾の一つが頭に命中し、名誉の負傷を蒙ったのである。 |
Carte postale - Guillaume Apollinaire Je t'ecris de dessous la tente Tandis que meurt ce jour d'ete Ou floraison eblouissante Dans le ciel a peine bleute Une canonnade eclatante Se fane avant d'avoir ete |
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作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007
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